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埼玉県越谷市の
外車整備工場ウィングロードです。
今回は
BMW 116
BMW 1 Series / BMW 116i
の定番トラブルのひとつ、
オイルエレメントハウジングからの
オイル漏れ修理をご紹介します。
近年のBMW 1シリーズでは、
この部分からのオイル滲み・オイル漏れは
かなり多く見られる症状で、
放置すると周辺部品への
ダメージにもつながる
厄介なトラブルです。
オイルエレメントハウジングとは、
エンジンオイルフィルター(オイルエレメント)
を固定しているアルミ製のハウジング部分で、
エンジン本体とゴム製パッキンで
密着している構造になっています。
今回のBMW 116iも、
エンジンの前側付近に
オイルのにじみがあり、
周辺部品までオイルが
伝っている状態でした。
エンジンルームを覗くと、
ハウジングの合わせ面付近が
しっとり濡れているような状況で、
この症状に心当たりのある
BMWオーナーの方も多いと思います。
原因の多くは、
ハウジングとエンジンの間に使われている
ゴム製パッキン(ガスケット)の劣化です。
年数や走行距離が増えてくると、
熱と圧力でゴムが硬くなり、
縮んだり変形したりして
密着力が落ちます。
その結果、
エンジンオイルがじわじわと
漏れ出してきます。
BMWのエンジンは熱がこもりやすく、
この部分のガスケット劣化は
国産車より早めに出る印象です。
このオイル漏れを放置すると、
単にオイルが減るだけでなく、
周囲にいろいろな悪影響が出ます。
ベルトやプーリー類にオイルがかかると、
ベルト鳴きや滑りの原因になりますし、
ゴム部品の劣化も加速します。
最悪の場合、
オイルがマフラーや高温部にかかって
焦げたような臭いが出たり、
発煙につながることもあります。
また、
オイルがジワジワ漏れていると、
知らないうちにエンジンオイル量が減っていき、
エンジン本体の寿命を縮めるリスクもあります。
今回のBMW 116iでは、
オイルエレメントハウジングを取り外し、
劣化したガスケットを新品に交換しました。
取り付け面の古いオイルや汚れをしっかり清掃し、
面を整えてから新しいパッキンを組み付けることで、
再発リスクを抑えています。
組み付け後はオイル量を調整し、
暖機と試運転を行いながら漏れが
止まっているかを確認しました。
作業後は、
エンジン周囲のオイル汚れも
可能な範囲で清掃し、
次回点検時に状態が
分かりやすいように
仕上げています。
オイルエレメントハウジング
からのオイル漏れは、
初期のうちは車検や12カ月点検で
「にじみ」として指摘される程度ですが、
放置すると「漏れ」に変わり、
修理の優先度も一気に上がります。
エンジン下部にオイルのしずくが付く、
駐車場にオイルの跡が付く、
エンジンルームからオイルのにおいがする、
といった症状があれば、
早めの点検がおすすめです。
ウィングロードでは、
BMWをはじめとした欧州車の
オイル漏れ診断と修理を
数多く行っています。
ディーラーで
「高額な一式交換しかない」
と案内されたケースでも、
現車の状態を確認したうえで、
どこまでやるべきか、
どこは様子見でよいか、
といった現場目線でのご提案が可能です。
外車だからといって、
むやみに部品を総取替えするのではなく、
必要なところをきちんと
押さえる整備を心がけています。
もちろん、
国産車のオイル漏れ修理や整備、
さらに台数の多い営業車・社用車の
メンテナンスもお任せいただけます。
越谷市の工場には、
埼玉県内はもちろん、
春日部・草加・三郷・吉川のほか、
千葉・東京・神奈川ナンバーの
車両もよく入庫しています。
「ディーラーや他工場で断られた」
「まずは状態だけ見てほしい」
といったご相談も歓迎です。
BMW 116iをはじめとする
欧州車のオイル漏れでお困りの方は、
BMW 116 / BMW 1 Series の
整備実績があるウィングロードに
一度ご相談ください。
現場で状態を確認しながら、
無駄な出費を抑えつつ、
長く安心して乗れるような
整備プランをご提案します。
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